今まるで水族館の大きな水槽のような奥行きある「パノラマ風デザイン」の作り方をご紹介します。
1枚の画像に立体感を持たせるこのデザインは、ポスターやプレゼン資料、WEBページのヘッダー画像などにもおすすめ。
実はCanva無料版でも、とっても簡単に作れます。
パノラマ風デザイン メリットとおすすめの活用シーン

インパクトの強いパノラマ風デザインはどのようなメリットがあって、どんな場面で活躍してくれるのでしょうか。
パノラマ風デザイン メリット
- 写真1枚でインパクトを出せる
- 視線を自然に中心へ誘導できる
- 「奥行き」や「広がり」を演出できる
活用シーン
- プレゼン資料の表紙や中扉
- イベント告知ポスター
- 観光地や商品PRのバナー
- 教育用スライド・YouTubeサムネ
パノラマ風デザインの作り方

今回は操作画面の見やすいタブレット画面で説明します。
スマホでも同じ手順でできます。
【STEP1】画像を配置
Canvaで新しいデザインを作成し、使いたい画像をページの中央に配置します。

【STEP2】背景と同じ色の楕円を用意

「素材」→「図形」→「丸」を選びます。
【STEP3】色を画像の背景の色に変更→楕円にする

楕円を画像の上端と下端にまたぐように配置します。
自然なカーブになるようにサイズや位置を調整します。
背景色と楕円の色が馴染むことで、上下が丸く切り取られたように見えます。
【STEP4】グループ化して扱いやすくする

パノラマ風デザイン 実際に作ってみた!

今回使ったのは、夕焼けの海辺。
テキストを重ねただけでいい感じになりました。

楕円のカーブが自然なので、写真が立体的に見えるのがポイント。
スライドやポスターに入れるだけで、ぐっと印象が強くなります。
「なんとなく写真が flat(平坦)で物足りないな」と感じるときに、このテクニックはとても効果的です!
複数作ってスライドショーにすると、より効果的!
このパノラマ風デザインは、1枚だけでなく複数作って並べるとさらに効果的です。
たとえば観光地紹介や商品説明など、場面ごとにパノラマ画像を用意してスライドショー形式でプレゼンすれば、まるで映像のような演出も可能に。
Canvaならそのままスライドショー再生も可能なので、PowerPointがなくても臨場感のあるプレゼンが実現できます。
聞き手の印象にも残る、視覚的に伝わる資料づくりにぴったりです。
作る時の注意点
- 楕円の色は画像背景に馴染むように
→色選びがズレると合成感が出てしまいます - 楕円のサイズは画像の幅より少し大きめに
→自然なカーブを出すために必須です - 画像の主役は中央に配置
→視線が自然に集まり、インパクトが出ます
まとめ パノラマ風デザインの作り方を覚えてインパクト大なデザインを
Canva初心者でも、ちょっとしたひと工夫でプロっぽいパノラマ風の画像が作れます。
1枚だけでも目を引きますが、複数枚作ってスライドショーで見せれば、視覚に訴えるストーリー性のあるプレゼンが簡単に作れます。
プレゼン資料やポスターをもっと印象的にしたい方、ぜひ一度試してみてくださいね!


