
子どもにそろそろはさみを持たせてみたいけど、何を切らせたらいいの?
そんなママや保育士さんにぴったりなのが、Canvaで作れるオリジナルはさみ練習素材です。
特別な道具や難しい操作は不要。
無料で使えるCanvaを使えば、子どもの年齢や興味に合わせてぴったりの練習素材を作ることができます。
今回は、初めての子にも扱いやすい「1回切り」から、ちょっと難しい「丸のカット」、さらにシールとして遊べる「ステッカー風カット」まで、3種類の素材を紹介します。
すべてPDFで無料配布しているので、印刷してすぐ使えます。
はさみ練習素材 1回切りからスタート!

はさみを1番最初に練習するときにおすすめなのが1回でちょきんと切り落とせる素材です。
ちょきん!という感覚を楽しいと思えるようにしましょう。
どんな素材?

- 点線で切る目安をつけた縦長の素材。
縦長には大人が切って準備しておきます。 - 花や葉っぱのイラストを先端につけて、切ったあとに貼って遊ぶこともできます。
Canvaでの作り方
①A4サイズにガイド線を追加する

②ガイド線にあわせて「図形」の線を引く

線は大人が切る線は実線、子どもが1回切りをするガイド線は点線など分けておくと分かりやすいです。
③枠の中に花・葉っぱなどのイラスト素材を配置

遊び方の例
- 切ったパーツを貼ってお花畑を作る
- 並べて色分けや長さ比べに発展させる
丸く切るってむずかしい?「丸カット」はさみ練習素材

直線が上手に切れるようになったら挑戦したいのが「丸」です。
切りながら紙を回す技術が必要です。
どんな素材?

- 丸く切る感覚を楽しく覚えられる
- 素材を丸いものにして楽しく、子どもの集中力がアップ
Canvaでの作り方
グラフィック素材の「丸」や「円」を配置

「お皿」や「かたつむり」など、切ったあとに意味が出るデザインにするのがコツ
遊び方の例
- 丸を切ってお弁当の具材や動物の顔づくり
- 大きさ順に並べて遊ぶ
ちょっとレベルアップ!「ステッカー風素材」

最後に紹介するのはイラストの形に切る練習素材です。
イラストの周りに縁取りがしてあるのでイラストを切ってしまう心配は少なめ。
どんな素材?

- ふちどりされたイラストを切って、本物のシールのように遊べる
- 工作遊びにもぴったり
Canvaでの作り方
イラスト素材を選択して縁取り加工をする

[写真を編集]→[シャドウ]→[アウトライン]を選び、「サイズ」と「強度」を100に設定。
ふちの色は白、黒、カラフルなど自由に設定可能です。
ステッカー風縁取りの詳細は別記事で紹介しています
遊び方の例
- 切った素材をノートや台紙に貼ってオリジナルシール帳づくり
- 飾りとしてイベント台紙に貼って楽しむ
100均のシール用紙を使えば「本物のシール」に
素材を100円ショップで購入できるシール用紙に印刷すれば、切ったあとに貼って遊ぶことができます。

七夕やクリスマスなど、季節のイベントに合わせたモチーフで作ると、切って・貼って・飾ってと幅広く楽しめます。
素材はPDFで無料配布中

今回紹介した3タイプの素材は、すべて実際にCanvaで作成したものをPDF形式で無料配布しています。
印刷してすぐに使えるので、忙しいママや保育士さんにもおすすめです。
個人の範囲でのご使用をお願いいたします。
不明点はお問い合わせまで。
はさみの使い方に不安がある方へ
「持ち方や教え方が分からない」「何歳から使っていいの?」と不安な方は、別のブログでとても分かりやすく解説されている記事があります。
まとめ Canvaで子どものはさみ練習素材を作ろう!
はさみは、子どもにとって「自分でできた!」を実感しやすい大切な体験。
でも最初に渡す素材選びで、楽しさや意欲は大きく変わってきます。
Canvaを使えば、子どもの発達や好みに合わせて素材を自由に作ることができます。
一度きりの「切る」体験ではなく、貼る・飾る・作るまで広がるような、楽しい時間になりますように。
ぜひ、日々の遊びや保育のお役に立てれば嬉しいです。